ブラッキーという名前は、エリック・クラプトンが「相棒」「右腕に等しい」とまで呼んだギターの愛称からつけられました。素敵なパートナーと出会えますように、という繁殖ボランティアさんの思いが詰まっています。

2014年4月30日水曜日

昭和の日

昭和の日。ブラッキーは昭和を飛び越え、725年奈良時代から始まったという宇佐神宮へ行きました。ここは全国の八幡様の総本山。

祖父母と従姉妹たち、総勢14名一行で日帰り修学旅行です。
みんな上宮に行っちゃったわんよ〜。カモはうちの近くの公園でも会えるわん。
そんなブラッキーの心配をよそに、勝手な息子達はカモと遊んでばかりでお詣りも観光もそっちのけ。カモが餌についてくるのが楽しくて、参道でカモの行列。参詣客から写真やビデオを撮られていました。結局、みんなが降りてくるまでカモと遊び続け、上宮へ詣ることなく帰途に・・・(-。-;)。
中津市へ移動して、羅漢寺へ。ここは全国の羅漢寺の総本山。大分には偉い場所がいっぱいあるんだねぇ。みんなはリフトで楽々登っていいなぁ〜。
私とブラッキーは旧参道を登ろうか!コケに滑りながら、石段をがんばって登りました。

行く先々で『お利口ね』『つやつやね』『可愛いね』と声を掛けてもらいました。そして、犬と一緒に初めて旅することになった親戚も、ブラッキーのお利口ぶりに驚いていました(*^_^*)。

2014年4月28日月曜日

最近の様子

最近のブラッキーのお気に入りはボール遊び。このボール、実は誰もいない海岸に落ちていたのを拾ってきたもの。泥棒してごめんなさい。子供のソフトボール用でしょうか?飲み込むには大きすぎ、空気が入ってるわけでないので強く噛んでも破れない、ほどよい重さでバウンドもしすぎず、ブラッキーが遊ぶのにモッテコイ!今までいろ〜んなおもちゃを破壊されてきましたが、大型犬でボール遊びが好きな犬にはソフトボールをオススメします。

先日の見学会で、来ていた方から「この子も盲導犬になるの!?」と疑われた程にテンションが上がり↑↑、元気いっぱいで周りを驚かせたブラッキーですが、普段は「具合悪いの?」と私を心配させるくらい落ち着いていますよ。
次のビデオは、ボール遊びの後、ベンチに座る私の足元に寝転がってた様子です。

ブラッキーにおもちゃを頂きました(^o^)。大型犬用のぬいぐるみだそうで、作りがしっかりしています。中に綿が入っていないので、安心して遊ばせられます。
ぬいぐるみはすぐに破ってしまうだろうと買ったことなかったのですが、これは簡単には破れません。ブラッキーはとても気に入った様子です。くわえて歩いたり、頭に敷いて寝ていたりすると、幼い子供が好きなぬいぐるみを持ち歩いてるようで、とても可愛らしいです。噛みつく姿は、野生を思わせますが・・・。


ただ・・・顔をチュッチュしていたら無くなってしまい、ホラーな事になってしまいました・・・。
ぬいぐるみが良くできていてリアルなので、部屋に落ちていると、人間が一度はドキッとします(*^_^*)。

ある日の出来事

この日は歓迎遠足だったワン。とっても天気が良くてたくさん遊んだらしいワン。
いまから塾に行くのに、二人とも寝ちゃったワン。人間は大変だワンね〜。

2014年4月21日月曜日

幸せな一日

昨日の日曜日、九州盲導犬協会で見学会が催されました。前半は訓練士によるデモンストレーション、後半は待ちに待った犬舎見学でした。私が育てた犬は犬舎にはいませんが、知ってる子、がんばってる子達の姿が見られるなら!と出かけました。
残念ながら、協会内は写真撮影が禁止されているため写真はありません。
これらは、協会の近くを散歩した時のブラッキーの写真です。入所後、毎日の散歩道になるのかな?ブラッキー、私と歩いたことも覚えていてね。

デモンストレーションに出演した犬は3匹。一匹目は、先月末に入ったばかりのウォルティ君。はじめは観客や一緒にいる現役盲導犬やパピーが気になってキョロキョロしていましたが、訓練士さんが遊びに誘うと夢中でついて回っていました。犬は遊んでるとしか感じないのに、それが集中させる訓練になるんだそうです。あっという間に訓練士さんの思うがままになっていました。
次の2匹は1年以上訓練を積んだ犬たち。一匹はパピー時代に会った事のあるノア君で、凛々しく成長した姿に、『こんなに立派になって・・・』とおばちゃん、涙が出そうでしたよ。訓練士さんと遊ぶ時は本気で遊び、でも、コマンドはピシッと聞いて機敏に反応し、それを楽しんでいる様子が感じられました。

久し振りに見学会に参加して、賢い犬達に感動しました。こんな犬に憧れて、犬の可能性を無限に感じてパピーウォーカーを志したのでした。いやぁ、素晴らしいワンコ達!
ブラッキーが可愛くて、別れが辛くなって、消極的な思いがムクムクと大きくなってしまっていましたが、再び、かっこいい訓練犬達を見ることが出来て初心を思い出しました。

そして、後半の犬舎見学では、訓練犬がずらりと並んでいる姿を見ただけで、なぜか涙が溢れる私。彼らはけっして辛そうな訳じゃなく、尻尾を振ってこちらを見ていました。訓練士さんが柵から出すと、リードもなしで、まるで足にくっついているかのように歩いて見せてくれました。なんとも、嬉しそうに。
一匹一匹の名前も顔も訓練士さんは覚えていて、犬たちは平安に暮らしている・・・そんな情景を見ることができて、私は本当に本当に安心しました。心の底から嬉しくて、元気が沸いてきました。

こうした犬舎見学は30周年事業の一環だそうですが、定期的に見ることが出来ると、パピーウォーカーとしての役目を積極的に、安心して果たすことが出来ると思います、よ!!

この日、見学会の前に慰霊祭が行われていたそうで、会場には祭壇とたくさんの位牌が残されていました。見学会のあと、ゆっくりお参りしました。盲導犬として活躍した犬と一緒に、残念ながら死産した名もないパピーも位牌になっていました。私が知っているのはジュリの同胞の名前。どれも小さな小さな位牌ですが、たくさんの人の思いと感謝が詰まっていて、大切にされていると感じました。私も『ありがとう』と心を込めて手を合わせました。

 そして、帰り際に素敵な出会いが待っていました。
見学会にいらしていたご家族が、車で待たせていたワンコと散歩してらしたのですが、なんとなんと、私のよく知っているノエルちゃんなのでした。
キャリアチェンジとなり、新しいご家族と一緒に遊びに来ていたのです。今では、幼いお子さん達を寝かしつけるのはノエルの役目だそう。犬が苦手だったお父さんを1週間でメロメロにさせたという魅力(魔力?)も。そういえば、ノエルの母犬が同じ事をしたと聞いたことがあります。だって、ノエルもママ犬に似て、とっても美人だもんね。
みんなみんな、ずっと幸せでいてね。

2014年4月18日金曜日

いっぽ、にほ、散歩!

今朝は、子供達を送り出してすぐに、末っ子が忘れたお箸セットを届けるため、娘の自転車で追いかけました。いつもなら、自業自得(`_´)と届けないのですが、さすがに新学期早々2回目は気まずいかな、と。ほんの数分走っただけで、帰り道で息は切れ、足は痛くて漕げなくなって自転車を降りて押して帰りました。
毎日1時間近く散歩しても、筋力は衰える一方なのだとつくづく感じました。

さて、散歩。
先日、獣医さんで手に取ったチラシに
「犬の散歩してますか?」
「犬と散歩してますか?」
と書いてありました。言わんとすることは、義務感で散歩するのではなく、散歩を通して犬とコミュニケーションを取りましょうって事でしょうか。

犬にとって散歩は、他の犬の残した臭いを嗅いだり、犬の社会化のために必要だと思います。
以前、外飼いしていた愛犬は、決まった時間になると散歩をねだっていました。それは、「外に出たい」のではなくて、一定時間、飼い主とコミュニケーションを取れる時間をねだっていたのではないかな?と今は思います。
一方、部屋の中でずっと家族と一緒に過ごし、睡眠時間以外はほとんど視界に私がいる状況で暮らしているブラッキーは、さほど散歩を要求しません。数日前は、喜んで玄関を出るのに、リードを付けようとすると後ずさりして離れた所から「行きたくないっちゃんね〜」(博多弁で考えてるかどうかは分かりませんが)という表情でした。日に何度もチャレンジしましたが結果は同じ。そんな日が二日続きましたが、無理強いはせずに散歩なしで過ごしました。でも、子供を習い事に送るときは誰よりも早く車に飛び乗って、嬉々として外を眺めていました。
さすがに、三日目にはおやつ一粒で釣ってリードをつけ散歩に出ましたが、嫌がる様子もなく、以前と同じように歩ききりました。

散歩拒否をする前から、ブラッキーは散歩自体よりも、人とコミュニケーションすることの方が好きなんじゃないか?と思い、意識して引っ張りっこ遊びやレトリーブ遊びを増やしました。ほんの5分とかそんなものですが、今までなら、ブラッキーとくっついたり、なでたりする愛情表現を遊びに変えてみました。人間側からすると、抱っこしたり、枕にしたりして『癒される〜』方が嬉しいんですけど、ちょびっとだけ私が犬になる時間を増やしました。
今の所、ブラッキーもよく反応して遊ぶし、彼にはこういったコミュニケーションが合っているのかな、とようやく気付きました。

パピーウォーカーにとって大切なことは、人間を信頼する犬に育てること。家族だけでなく、人間一般を信用し、人間社会に順応できる犬になることだと思います。そのために、散歩にいき、他人に会い、野鳥を見て、他の犬や風の匂いを嗅いで、トラックやバイクの音に慣れ、私達を取り巻く社会が恐ろしいものではないことを教えていくことです。そんな中で、賢い候補犬達は、飼い主が恐いと感じる事や嫌だと思うことを敏感に感じ取るのだと思います。

思うままに言葉にしたらいつにも増して理屈っぽいブログになってしまいました。最後まで読んで下さった方、ありがとうございます(^o^)!。

 コロコロコミック新刊に群がるオス達。これを買ったらしばらくは、勉強も手に着かず、ごはんに呼んでもすぐに来ないので、私から「コロコロ病!捨てるよ!σ(`´メ∂」とどやされます。
 今日の散歩で気付いた、もみじの花。
これがタネになるとタケコプターみたいな形になって飛んでいくのは知っていましたが、花に気付いたのは初めてでした。
洗い終わった洗濯機から洗濯物を出したら、ティッシュ地獄。5人分の洗濯物からパタパタとティッシュのくずをはたき終え、下を見ると、足元に丸くなっていた可愛いブラッキーが白いブチ模様になって、逆ダルメシアンになっていました(写真にはあまり写りませんでしたね)。
わん!

2014年4月15日火曜日

ふーーー(^_^)

針金を誤飲してから24時間後、無事にウ○チと一緒に出てきました(^◇^)。
2、3日かかるかも?と言われていましたが、早く解決してよかった!小さく丸まっており、ひっかかったりしなくて不幸中の幸いでした。
一安心だにゃん。

2014年4月14日月曜日

はーーーー(-_-)











「ニャハッ」と笑顔のブラッキー。でも、ここは病院です。夕べ、21時、事件は起きました。コードをまとめる、ビニールコーティングされた針金を飲み込んでしまいました(T_T)。レントゲンを撮ったら、丸まった針金が食道を通過し、小腸まで達していました。針金がビニールコーティングされている事と、丸まっている事から、先生と話し合って、そのままウ○チと一緒に出てくるのを待つことにしました。ブラッキーの様子はいつもと変わらず、今日のウ○チも元気でした。どうぞ、無事にお尻から出てきますように!

ブラッキーのひらきは健在です
病院から戻って朝エサを食べて、すぐに散歩に出るのも心配だったので庭でゴロゴロ。実がならないレモンの木を剪定してみたり、ここ数日にょきにょき伸びたバラの新芽を整理してる間・・・こちらの黒い方は、ままごと道具や植木鉢を持ってきては散らかしてました。
姿が見えないと思ったら、ゴールキーパーに?
と思ったら、自分がゴールしちゃってるよ。室外機から出る涼しい風が気持ちよかったんだね(^^)。
早く、出てきますように!!

2014年4月10日木曜日

犬派?猫派?

外出禁止のがじゅまるは、窓から外を見るのが大好きです。
日に何度かブラッキーにワンツーをさせるためにドアが開くことを知っていて、「ワンツー」の声が聞こえるとブラッキーよりも早くドアの所へ駆け寄り、外に出ようと試みます。
時には、目にも止まらぬ速さで足元を駆け抜け、まんまと外へ抜け出しては捕まえられます。
子供達は、初めて一緒に暮らすことになった猫を見ているだけで可愛いと悶えます。
「がじゅ〜!どうして、そんなに可愛いの?」と猫なで声で抱きしめます。
(でも、がじゅはお母さんが一番)
そして「ねぇ、ママはがじゅとブラッキー、どっちが好き?」と尋ねてきます。
「兄弟の中で、誰が一番好き?」と小さい頃はよく聞いてました。

「どっちかって言ったら、どっちが好き?」
そして、息子達はそろって「ぼくは、がじゅ!だってブラッキーは嫌なこともするもん」と言います。
(でも、がじゅはお母さんが一番)
 布団をめくったら丸まってた、とか、カーテン開けたらカゴに入ってた、とか、ただそこに座って居るだけで胸キュンになるほど可愛いのだそうです。
でも、がじゅはお母さんが一番。
なぜなら餌をくれるから!猫は餌をくれる人には思い切りアピールして甘えます。すごく現金な奴!っていつも思います。

 カゴに入ってる姿や、柔らかい肉球は何とも言えず可愛いし、私もがじゅは大好きだけど、無防備でおマヌケで、もし理不尽なことをつきつけても一途に人を信じて、お母さんを熱く見つめてくれるブラッキーも大好きなのです。
だから、どっち?って聞かれても答えはありません。三人の子供達も、今まで一緒に暮らした動物たちもみーんな一番大好き。

首をかしげたブラッキーも可愛らしいし・・・













たとえ、恐い顔して寝ていたって、可愛らしい・・・!

2014年4月7日月曜日

最終講習会

日曜日は『最後の』講習会でした。ブラッキーは前回は行けなかったので、久し振りに会う兄弟、同期のパピー達は急に大人びて見えました。それだけ、ブラッキーも成長してるんですね。
今回は、「修了式後の犬達の生活」のビデオを見たり、訓練犬のデモを見たりしながら、ブラッキー達の入学後を想像しました。
そして、マナーコートを試着して、お天気が良いのでみんなで外へ散歩に出ました。
マナーコートを着たのは初めてでしたが、以前レインコートも難なく着たブラッキーは、気にする様子もなくクリア。ただ、周りの同期パピー達が気になって気になって気になって気になって・・・なかなか落ち着けないブラッキーでした。これは、重大な課題です。兄弟でも気が小さい子がいるようですが、ブラッキーは他の犬も人も大好きで、躊躇する事はありません。もう少し、犬見知りしてもいいんだよ(^_^;)。
犬舎に入って、しばらくはお友達に囲まれてウハウハ状態が続くんでしょうね。それが当たり前になったら、訓練に集中できるようになれるかな?その先を選ぶのはブラッキーですが、やっぱり盲導犬になれるといいなぁって思います。
盲導犬になっても、私の元へ帰ってくるわけじゃないけど、盲導犬を育てる為にしているボランティアだから、盲導犬になれるのが目標。でも、そうでなくて、キャリアチェンジになる時に、大好きなこの子との生活がどんなに素敵なものか分かっていて、ずっと一緒にいたいと願っているのに、絶対に私の元へは帰ってこないのは辛いです。私が一緒に暮らせなくて断るなら分かるのですが、「決まりだから」という理由で他の人へ譲渡される。エレナがキャリアチェンジになった時、エレナとの楽しい生活を手にした人がいる反面、私には何もない現実が受け入れがたいほどに辛かったです。修了式の別れよりも何よりも辛かったです。
だから、やっぱりパピーウォーカーは私には向いていないようです。盲導犬にならないのなら、私の元へ帰ってきて欲しい。それが望みです。それは、現在の協会の方針とは異なるので叶わぬ望みです。かえって、キャリアチェンジをPWに譲渡する方が、パピーウォーカー不足の解消になるんじゃないかと思ってしまいます。

修了式での別れは悲しいけれど、子供が寮生活を始めるような気持ちもあります。不思議なもので、盲導犬になったジュリに対する未練はなく、応援する気持ちが続いています。でも、キャリアチェンジになったエレナには未練たらたらなのです。
だって、こんなに可愛いんだもん!

2014年4月2日水曜日

桜さく

今年は桜を長く楽しんでいます。この辺りは古い住宅街なので、大きな桜の木があちこちに植わっており、毎日、桜吹雪のなか散歩に出ては上を眺めてウキウキしています。
地面をクンクンしているブラッキーは、黒い鼻に桜のはなびらが一枚ついていたりして、なんとも可愛らしい顔をしていたり・・・。
青い空が広がって、きれいな花を観賞して・・・それだけで幸せ〜な気分になれる。それにしても、ブラッキーは写真うつりがイマイチ!実物の方がずっと可愛いです。私が若者だったら、「パネェッ」って言いたいくらい可愛いです。今日も、若い男性から「きれいですね。黒いですね。かっこいいですね。」と声を掛けられました(^^)。
春休みで、お姉ちゃんのお友達が7人遊びに来てくれました。女の子がワイワイしている中、犬好きさんの隣りにちゃっかり張り付いて、仲間に加わっていました。ブラッキーもやっぱり男の子ねぇ。


2014年4月1日火曜日

慈悲の心

子供達にやんややんや言われて、久々の漫画となりました。